は な 板 連 句 ・ 歌 仙 「ひ が し 風」
２００２年３月１日 〜 ４月１５日完結
もんた、ぼん、はなだんな、リッチくん、Ｋｉｉちゃん、もぐりん⌒♪
|
動き出す 陽だまりの中 もぞもぞと 布団かぶりて 二度寝決め込む 休みの日間違い電話に起こされた 待っているのは あなたの声よ 賞金のかかる４択咳払い 鼻水流れ 春の訪れ 暖冬に 梅も桜も 時期忘れ 東風吹く庭で 芝の芽の愛でつ ぬるむ水コケを置き池憩う鯉 騒動起した 過去のスター 光輪の 淵に零れし せつない嘘 月の兎が ヤキモチ焼いた 星空に 夜毎ふくらみ またしぼむ 人生楽し 花火と燃えよ 長いものに巻かれ 風に身を任せ 雪吊りまでして守られる松 親の愛 日傘雨傘 ありがたや すねかじりとて逆らいもせず |
悶 梵 華 律 華 梵 律 紀 華 律 紀 悶 梵 律 悶 華 律 華 |
. |
背を流し 負われた日々を 噛みしめる 抜け落ちてなお 愛しい我が身 散りそめし 葉桜祝う 入学式 エナメルの靴光りて鳴りて 旅立ちぬ 君の顔(かんばせ) 頬紅く 抜ける青空 雲ひとつなく 春一番 きたりて櫻 今宵乱舞す はかなき生命（いのち） 謳歌するよう 加速器でミクロの粒が百変化 仮面ライダー ００９ ウルトラも 三分勝負 ラーメンも お湯を沸かさずカレーはレンジ 手抜きして 見つけた時間 有効に 思いうらはら 流れ去りゆく 好きですと 言うた言葉が ただこだま 慰霊登山でクレバスに花 夜の星 見上げてごらん 御巣鷹の 遺児歳々に 面影なぞる |
紀 律 潜 華 紀 律 紀 律 華 梵 律 華 律 梵 律 華 律 紀 |