は な 板 連 句 ・ 歌 仙 「 散 華 」
２００３年２月５日 〜 ３月２５日完結
リッチくん、はなだんな、もぐりん⌒♪、Ｋｉｉちゃん、ぼん、もんた、なぞれん
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梅の香に 春の足音 耳すまし ゆうべの豆をついばむ鴬 ホーホゲギョ ガラガラ声の のりおちゃん 寒気紅さす ジャリンコの頬 封切りの たそがれ清兵衛 観に出かけ 髷落とす時 よぎる彼の顔 千代の富士 若貴兄弟 土俵に無く 栄枯盛衰 世のならいといえ この角に何を売る店あったやら 駄菓子屋さんは 小さな社交場 手をひかれ まずは公園 デビューから しっかり掴んだ冷たいぶらんこ 踏み台を 登りて測る セガレの背 行きたくないよ 偕老同穴 道連れに しないで地下鉄 放火犯 去る歳早き マイケル・ジャクソン 盆・暮れにヒットした曲虫干しし 逃げたる運に アデュと微笑み |
律 華 潜 紀 梵 悶 律 謎 華 悶 律 華 紀 謎 律 紀 華 紀 |
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再会で 一瞬にして 中学生 只今名刺 交換できず 立食の料理もグラスも手いっぱい コレもアレもと 溜め込む保険 「お得です」 このひと言に 乗ってまう １コおまけにつられて１０コ ハリとツヤ グリコーゲンで 若返り 健康食なの？ 粟稗襖 ガレットで ブルターニュ風 トレ・ビヤァン！ 横文字に弱いの 日本人 ＲとＬ開き直って区別せず 両手使えて とっても便利 やっぱりな 基本が大事さ フェザータッチ 力まかせにスイカ割るアホ 彼の大地 赤いしぶきに 染まりゆく サンテグジュペリ 砂漠のロマン 小さき子に 夢や希望を 読み聞かす 喜ぶ声もいつしか寝息 |
律 悶 華 紀 律 華 悶 紀 悶 律 華 悶 律 華 悶 紀 律 華 |