「ビュッシュ・ド・ノエル Buche de Noël」
「クリスマスの薪」。食べ物としては、薪(丸太)形のケーキを指します。薄
く焼いたスポンジケーキ(カステラ)をロールケーキにして、茶色いクリーム
などを塗ったもの。市販のものは切り口に年輪を書いたり、節を作ったりして
あります。最近はクリスマスといえば、これがわが家の定番になっています。
しかし、これを作るのではありません。ケーキは難しいので、主食になるもの
にしました。題して「ビュッシュ・ド・ノエル・ド・スシロール」です(^_^;)。
ごはんに細かい削り節か粉かつおと醤油を混ぜ、おかかごはんにします。よく
乾いたまな板を縦に置き、すしのりを手前と奥に2枚並べて置きます(奥側が
上になるように少しだけ重ねます)。ここに、おかかごはんを薄く敷き、手前
からくるくると年輪を作るように巻きます。できた丸太は、少し時間を置いて
なじませ、食べるときに薄く斜め切りするとよいでしょう。薄切り牛としめじ
のうま煮、三つ葉か水菜の葉、ミニトマトをあしらうと、色合いも綺麗ですし、
栄養のバランスも良く、いかにものり巻きの丸太が、丸太らしくなりますね。
小さい頃、クリスマスに「アイスクリームケーキ」を初めて食べて、寒いとき
に冷たい物を食べる妙味を知りました。それからも、いちごがたっぷり乗った
デコレーションケーキは食べたことがあります。最近はベビーシュークリーム
を高く積んだようなケーキが流行りなんでしょうか。ドイツのシュトーレンと
いう地味なパウンドケーキも、クリスマス菓子のひとつですね。クリスマスは、
その前の4週間と、それからの12日間を楽しむものだそうですが、ニッポン
はそこまで「神の国」ではないので、お正月優先で仕方がないですかね (^_^)。
(2005年12月23日) 【関連書き込み】 |